川崎二郎
衆議院議員

政治家としての経歴

1979年(昭和54年)に、父である秀二が急死したことにより、第35回衆議院議員総選挙に旧三重1区から出馬。しかし、結果は落選となります。翌年の第36回衆議院議員総選挙で得票数3位により初当選を果たします。ですが、1983年の第37回衆議院議員総選挙にて次点で落選をします。しかし、1986年の第38回衆議院議員総選挙で国政に復帰して以降は、2014年まで連続当選を続けています。第41回衆議院議員総選挙以降は、三重1区にて中選挙区時代のライバルである中井洽と毎回激しい選挙戦を繰り広げています。第45回衆議院議員総選挙では、中井に川崎が破れ比例復活するという波乱が起きたことで大きな注目を集めました。

冒頭でも紹介した通り、運輸大臣・厚生労働大臣・北海道開発庁長官として活躍をしました。

2010年代後半からの平成後期も政治家として精力的に活動をしており、2016年8月には自民党一億総活躍推進本部長に就任しています。

能登半島沖不審船事件への対処

川崎二郎で有名となっているのが「能登半島沖不審船事件への対処」です。

運輸大臣在任中だった1999年3月23日に能登半島付近に不審船が現れます。川崎は海上保安庁に対して、威嚇射撃の許可を通達。これを受けて、海上保安庁は不審船に対して威嚇射撃を行いました。この不審船が北朝鮮の工作船である可能性が高かったこともあり、親朝派からの圧力により海上警備行動の発令が阻止されるなどの紆余曲折ありました。しかし、川崎の行動により、この事件以降、新造される巡視船の能力・性能が向上されるようになりました。

これからの川崎二郎

国会議員として35年を超え、政治家としてもベテランの域に入った川崎二郎。

しかし、日本には、東京一極集中や少子高齢化など、まだまだ解決しなければいけない課題がたくさんあると考えています。川崎は、1つ1つの課題を着実に解決し、若者に明るい未来を示すことが政治家としての責任だと感じています。

絶えず変化する世の中に川崎自信も止まることなく、自身の信念やより良い日本の将来のために全力を尽くすことを宣言しています。